そらいろの丘病棟
病棟のご紹介
小学生から高校生年代までの子どもを対象とした閉鎖型の児童・思春期精神科病棟です。“こころ”にしんどさを抱えた子どもたちに寄り添った医療を提供しています。
病棟の特長、活動内容
少子化によって子どもの数は、年々減少していますが、ストレスの多い現代社会を背景に“こころ”の問題を抱える子どもたちは増加しています。
主な疾患は、自閉スペクトラム症、注意欠如多動症といった神経発達症、摂食障害、適応障害、うつ病、強迫性障害、統合失調症などで、引きこもりやゲーム・ネット依存、愛着の問題を呈している子どももいます。そのような子どもたちに対し、病棟生活を通して生活リズムを整え、“こころ”と“からだ”の安定を図るとともに、精神療法や認知行動療法、カウンセリング、家族支援、薬物療法などを行っています。
病床数は20床で、ほぼ個室でゆったりとした生活環境を整備しています。安心・安全な入院生活を送れるように医師・看護師・公認心理師・精神保健福祉士・管理栄養士・薬剤師などが協働し、必要に応じて学校・地域との連携を図りながら、子どもや家族を支える、きめ細やかなチーム医療を目指しています。