ももいろの丘病棟
病棟のご紹介
当病棟は、55床の重症心身障害児(者)病棟です。主には脳性麻痺・精神発達遅滞・てんかんの患者さんが入院されています。
病棟の特長、活動内容
入院生活が10年以上の患者さんがほとんどで、病院が生活の場となっています。寝たきりで、変形・拘縮がある患者さんが多く、日常生活は全面介助を要し、言語的コミュニケーションが図れる患者さんは数名のみです。そのため、患者さんの仕草・表情などから患者さんの思いを読み取り、患者さんの安全・安楽に留意し看護を行っています。
看護方式は固定チームナーシングを導入し、医療的ケアチームと療育中心のチームに分けて、個別性のある看護を目指しています。さらに、患者さんが入院生活を楽しく送れるように季節感を持たせた年間行事を児童指導員や養護学校の教員と連携を取りながら、患者さんのQOL向上に努め援助しています。