一般撮影検査このページを印刷する - 一般撮影検査

■X線撮影

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X線を用いた写真撮影を行います。各科の依頼に応じて、胸部や腹部、整形外科領域の骨や関節など様々な部位の撮影を行っています。当院には、一般撮影室が4室あり、それぞれの撮影室において外来、病棟、救急等のX線撮影業務を担当しています。また、一般撮影室のうち1室は小児外来専用撮影室であり、小児が安心して検査が受けられるよう配慮しています。 



■乳房撮影

マンモグラフィといわれる乳房X線撮影を行います。マンモグラフィでは、微細な石灰化や腫瘤などを写し出すために軟X線を用いた乳房専用撮影装置により検査を行います。より良い撮影を行うために乳房を圧迫して撮影します。 

■骨塩定量測定

低エネルギーのX線を利用して骨塩(カルシウムなどのミネラル成分)の量を測定します。主に骨粗しょう症の診断に用いられ、腰椎、大腿近位部の撮影を行います。 

■パノラマ撮影装置

令和2年4月歯科口腔外科開設に伴いパノラマ撮影装置を導入しました。ベラビューエポックスX700+2Dによるパノラマ撮影は、AFP(全顎自動焦点補正)機能を搭載し、全域に渡ってフォーカスの合ったくっきりとした読影しやすい画像を提供します。さらにAGS(自動濃度強調)機能、AIE-HD(オートイメージエンハンサー)機能など、洗練された多彩な画像処理が診断に役立つことが期待できます。

■X線TV透視

X線TV透視検査ではX線透視撮影装置を用いて、X線を人体に照射して体内の情報をリアルタイムに観察しながら検査を行います。消化器科系検査、泌尿器科系検査、婦人科系検査、整形外科系検査など各科の依頼に応じて様々な検査に対応しています。主な検査として、バリウムを用いた食道・胃部造影検査、注腸検査や内視鏡を併用した大腸ポリープ切除、ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)等があり消化器疾患の診断・治療に用います。また、整形外科領域においては、造影剤を脊髄腔内に注入し、脊髄腔内の形状・病変を診断するミエログラフィ、骨折や脱臼の整復など様々な検査や処置にも対応しています。