CT検査このページを印刷する - CT検査

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当院では東芝製Aquilion ONE(320列CT)、Aquilion CXL(64列CT)を導入しています。  

1階CT室では64列で主に外来患者様、2階CT室では320列を使用しており主に入院患者さん、救急患者さん用に稼働しております。

CT検査は、X線を使って身体の断面を撮影し、様々な断面から診断する検査です。
体内の病巣を発見することができ、特に胸部(心臓・大動脈・気管支・肺など)、腹部(肝臓、腎臓など)の病変に関しては、優れた描出能が知られています。 

検査方法  
CT検査は2種類あります。
  • 単純CT検査:造影剤を使用しないで検査する方法
  • 造影CT検査:造影剤を静脈から注射して検査する方法

造影剤を使用するメリットは?  
小さな病変や正常組織・臓器とのX線透過性がほとんど変わらない病変は、CT検査でも診断が困難なことがあります。しかし、造影剤をもちいることによってこれらの病変も明瞭に抽出され、より正確な診断が可能となります。
このため、全身の様々な部位の検査において、造影剤が用いられています。

造影剤による副作用は?  
造影剤を注入すると少し身体が熱く感じることがありますが、すぐに消失するので特に心配することはありません。
ただし、稀に副作用が生じることがあります。症状としては多いもので吐き気、嘔吐、かゆみ、じんましんなどがあります。詳しくは、当院で検査前にお渡ししている『造影X線検査またはMRI検査を受けられた方へ』の用紙を参照して下さい。

検査前にお伝えください  
造影CT検査を受ける方で次に該当するとき、場合によっては慎重に投与するか、造影剤を使用しないで検査を行う場合があります。
  • 以前に造影剤を使用して気分が悪くなったり、じんましんが出たことがある。
  • アレルギーがある。(薬、花粉、アトピー等)
  • 気管支ぜんそくがある。
  • ビグアナイド系の血糖降下薬
    (メルビン、グリコラン、メデット、ジベトス、ジベトンSなど)を内服している。
  • 妊娠している方、または妊娠している可能性のある方。
※詳しくはCT検査問診票でご確認ください。また、ご不明な点がある場合は当院職員にお尋ねください。