院長あいさつこのページを印刷する - 院長あいさつ

院長

令和6年4月1日より国立病院機構四国こどもとおとなの医療センター院長を拝命しました。私は、香川県さぬき市出身、徳島大学を卒業後、関連病院勤務、大学病院で19年間勤務後、2013年7月に当院へ赴任してきました。

当院は、2013年に、国立病院機構善通寺病院と香川小児病院が統合された病院であります。統合により、成人医療と成育医療、重症心身障害者に医療を提供できる複合型の病院であることが特徴となっています。成育医療部門では、香川県の小児救急救命センター、総合周産期母子医療センターとして、県民のみならず愛媛県東部、徳島県西部、高知県より幅広く3次救急を含む医療を提供しています。成人医療部門では、医療圏の中核病院として救急医療、脳卒中・循環器病センター、骨運動器センターなどを開設しています。また国立病院機構の特徴である重症心身障害など、他の医療機関ではアプローチが困難な分野の医療も提供しています。

さて2024年は、「アフタコロナ時代」「医師の働き方改革」など深刻な問題が山積しています。2020年に始まりパンデミックとなった新型コロナウイルス感染症も、令和5年5月には第5類となり、令和6年4月からは、通常医療に完全移行となります。アフタコロナになる現在、我々が提供できる医療、患者様が望む医療も少しずつ変化をしてきています。今後は患者様のニーズに合わせた医療を提供することが求められています。また2024年度は、医師の働き方改革が本格的に導入されます年でもあり、救急医療を行っている当院においては、早急な対応が求められております。

当院の理念である「私たちは、あたたかいこころと思いやりを持って、いつもみなさまと共にあゆみます」を胸に、職員一同、地域の住民、医療機関の皆様から信頼される病院としてたゆまぬ努力を重ねていく所存ですので、今後ともご支援、ご協力を賜りますよう何卒よろしくお願いします。

 
院長 前田 和寿

2026年新年のごあいさつ

新年明けましておめでとうございます。

昨年は、地域の先生方には大変お世話になりありがとうございました。

振り返りますと、2025年は、米国でトランプ大統領が2期目の就任となり、「辞書の中で一番美しい言葉は関税だ」と言い、わが国も関税対応に苦慮することから始まりました。しかし、下馬評ではあまり評判が良くなかった関西万国博覧会が55年ぶりに大阪で開催され、世界中から日本に観光客が訪れ、大成功に終わったことは、明るい話題と思います。マスコットキャラクターのミャクミャクも最終的には愛されるキャラクターとなっていました。

医療では、2025年の出生数は約66万8000人程度の過去最少を更新し、出生数減少に歯止めが効かない状態です。今年は特に、60年に一度に回ってくる「丙午(ひのえうま)」の年でもあります。60年前の1966年には、合計特殊出生率は1.58になり、その当時2.1程度あった出生率が激減しました。国は、この年の合計特殊出生率を同程度になると少子化になると警鐘を鳴らしていましたが、1989年には1.57となりその後漸減が続いています。今年がその丙午であるため、出生率の激減する可能性には戦々恐々となっているかも知れません。

また、2024年の診療報酬改定と、昨今の物価上昇、新型コロナ感染症の影響により、病院診療所の大半が赤字経営となり、存続自体も危ぶまれています。当院においても例外ではなく赤字経営が続いています。

2026年の丙午は、あまり良い印象をお持ちでない方も多いですが、情熱や変化を象徴し、エネルギーに満ちた年とされています。新しいことへの挑戦や、諦めかけていたことに取り組むと良い結果に繋がりやすい年でもありますので、地域の先生、患者さんのお役に立てるよう、一般診療、救急外来の応需数を増加させるつもりで努力しますので、ご支援ご協力何卒よろしくお願いします。