研修先として当院を選んだ理由
早めの時期から小児患者に携わる機会を多く持ちたかったので選びました。初期研修医はどの病院でもやれることには限りはありますが、様々な小児症例を経験するだけでも将来的にその経験が役立ち、いざという際に対処できると考え、当院を選びました。
研修内容のおすすめポイント
小児科が強いことはもちろんですが、他の科でも成人だけでなく小児科要素が含まれることです。例えば、麻酔科では小児の挿管・換気・薬剤投与を任されます。チューブの太さ・長さ・ブレード選択やバッグバルグマスクで小児特有の換気・人工呼吸器設定は将来重症の小児患者に対し役立つと考えています。また、放射線科では脳卒中系はもちろん小児の頭部外傷の画像所見、難しいですが虫垂所見も学べます。また、当院では協力病院があり、成人救急(一部病棟管理)もしっかり学ぶことができます。自分は協力病院で成人救急2か月ローテし、それなりには初期対応できるようになったので小児に偏るのではという心配はさほどしなくてもいいのかなと思います。
四国こどもとおとなの医療センターの魅力
病院の外装・内装アートがきれいなことです。最初は単にきれいだね、(だがそれだけ?)と愚考しておりました。しかしながら、上手くいかないことや理不尽事例が起こった際、そのアートを見て何とか気持ちを下げない様にメンタルを維持できることが多々ありました。
上級医はどんな人?
基本的に優しい人が多く、癖が強い人は少ない病院と思います。
医学生へのメッセージ
ずはぜひ見学して、当院の雰囲気を味わっていただけると幸いです。