初期臨床研修医募集(こどもプログラム)このページを印刷する - 初期臨床研修医募集(こどもプログラム)

口絵
小児医療をめざす貴方のための、初期臨床研修プログラムです。

―日本型小児病院から、成人診療機能と並立する欧米型小児医療施設へ― ‘四国こどもとおとなの医療センター’は、小児医療に関心をもつ方に最適の研修環境を提供します。

当院は、明治30年にルーツを遡る国立病院機構の2つの病院、こどもの病院(香川小児病院)と、おとなの病院(善通寺病院)の統合により、2013年に誕生しました。成育(小児)部門では、45年の歴史を引き継ぐ総合周産期母子医療センターがフル稼働して、四国4県よりの患者搬送に対応しています。小児一般病棟部門は大半が個室化され、児童精神科病棟も開設されています。中四国で最初に小児救命救急センターの指定を受け、小児ICU(PICU)をもち、災害拠点病院としてヘリポートも設置されています。

小児部門と成人部門の病棟・外来は、感染や喧噪を避けるために内科系・外科系ともに分離され、中央診療部門を通じて連携を行っています。県立養護学校も隣接地に新築移転し、医教連携機能も維持されています。2017年に、小児がんなど長期入院するこども達の家族のための宿泊施設(にじ色HOUSE)が整備されました。病院の外壁にはカラフルなくすのきの若木とそれを見守る親木が描かれ、内装もこどものアメニティに十分配慮した病院です。

5Fの医局は広々としたオープンスペースで、診療科間の情報交換の場となり、4Fには小児ゲノム医療研究室等多数の研究室を備える臨床研究部門とシミュレータ室や模擬病室をもつ教育研修部門(スキルアップ・ラボ)が入っています。

当院の前身のひとつである香川小児病院は、国立病院機構唯一の小児総合医療施設であり、西日本で唯一初期研修プログラムを持つ小児病院として小児医療を志す多くの研修医を育成して参りました。その実績を引き継ぐ当院は、小児から成人までしっかりと基本的な研修を行えるだけでなく、他では難しい小児の様々な医療現場を経験し、小児医療へのモチベーションを高く保ち充実した初期研修期間を過ごせる最適の臨床研修病院です。胎児から小児、思春期、トランジションする成人例まで、真の意味での「成育医療」が行われる全国でも稀な特色ある病院で、あなたの医師としての第一歩を踏み出しませんか。

外観
当院の初期研修プログラムは、
  1. 将来小児科をはじめとする小児医療に携わることを希望される研修医の皆さんに、他では経験できない総合的かつ密度の濃い最適の研修プログラムを提供いたします。
  2. 成人領域では複数の地域・タイプの異なる定評ある研修病院を協力病院として一部選択可能とし、小児領域だけでなく成人領域においても個々のニーズに合わせた充実した研修ができるプログラムを提供いたします。

■2021年度初期臨床研修医募集を以下の要領で行います

病院見学
病院見学を随時受け付ています。

希望される方は、卒後臨床研修担当者(下記連絡先)までご連絡下さい。
遠来の方には、当院宿泊施設も提供可能です。

■募集要項(2021年度)

1.募集定員 四国こどもとおとなの医療センター初期臨床研修プログラム(こども)…8名予定
2.応募資格 ○次の号すべてに該当するもの
  1. 医師免許取得者又は令和2年度の修得見込者
  2. 日本医師臨床研修マッチングプログラム参加者IDの修得者又は見込者
3.出願書類
  1. 履歴書
  2. 最終学校卒業(見込み)証明書
  3. 2021年度初期臨床研修申請用紙 (Wordが開きます)
4.申請期限及び試験・面接日時 ○第1回
申請期限:2020年8月3日(月) / 試験・面接日時 (予定): 8月9日(日)
○第2回
申請期限:2020年8月31日(月) / 試験・面接日時 (予定): 9月6日(日)
(都合がつかない場合は個別に調整します。)
5.選考方法 小論文および面接に基づいたマッチングの結果により選考
6.試験・面接場所 国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センター
7.待遇 ○身分  独立行政法人国立病院機構期間職員(研修医)
○給与  1年次 月額約343,000円+時間外手当+当(副)直手当
     2年次 月額約368,000円+時間外手当+当(副)直手当
○手当  当(副)直手当、時間外手当、救急手当、通勤手当、別途年2回賞与あり
○保険  社会保険、雇用保険、厚生年金加入
○休暇  有給休暇有(1年目10日、2年目11日)
○宿舎  敷地内単身宿舎(1DK、徒歩1分)と
     敷地外病院宿舎(新築~築浅、9畳の1K, 1LDK(単身用)から3LDK(家族用)まで、
     病院から車5分)を用意しています。
8.問い合わせ先及び提出先申請書類 〒765-8507
善通寺市仙遊町2丁目1-1 
独立行政法人国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センター 教育研修部(医師部門)
TEL 0877-62-1000
FAX 0877-62-6311
E-mail : 518-dr.kyouiku@mail.hosp.go.jp
教育研修部副部長 新居 章 

PICU
PICU

あおいろの丘病棟(小児科第1病棟)
あおいろの丘病棟(小児科第1病棟)

2021年度 初期医師臨床研修プログラム(こども)

 

当院の特徴

  1. 小児総合医療施設としてプライマリから高度専門医療まで、あらゆる小児医療を提供しています。
  2. 四国で最初の総合周産期母子医療センターとして、高度な周産期医療を提供しています。
  3. 西日本で最初に小児救命救急センターの指定を受け、24時間365日の1次~3次救急受け入れを行っています。
  4. ドクターズカーによる四国4県からの新生児搬送を行っています。
  5. 小児各領域専門分野の認定教育施設として、subspecialtyを含めほとんどの専門医が取得可能です。
  6. 隣接した県立養護学校との医教連携、乳幼児健診センター、不妊治療センター、遺伝医療センター等、幅広い医療・福祉を実施しています。
  7. 小児医療に関心をもつ若い医師を大切に育てる病院です。

当院臨床研修プログラム(こども)の特徴

~バランスのとれた小児医療の研修には、小児の総合診療機能をもつ当院が最適です~

当院は、小児の総合診療機能をもつ数少ない施設であり、その特色を生かした研修プログラムを提供します。

成人領域の研修では、特長・地域の異なる協力病院を含め、個々のニーズに合ったプログラムを選択できます。
2年目の選択科においては、限られた専門的小児疾患を対象とした断片的研修ではなく、年間約3,000例の様々な疾患の児が入院する小児内科系に加えて、年間約1,600例の手術症例がある小児外科、小児心臓血管外科、小児脳神経外科、小児整形外科、小児形成外科などの外科系診療科、周産期死亡率2年連続全国最少である香川県の実績を支える総合周産期母子医療センターにおいて、プライマリから幅広い専門的医療まで、小児・成育医療に関する密度の濃い研修が段階的、総合的に実施できるようになっています。

また救急医療においても、ER型小児救命救急センターで小児救急医療(1次から3次まで)の研修を2年間通して実施することで、主要な小児救急疾患を担当できる能力が身につくシステムができています。

臨床研修制度が将来専攻する診療科での研修を重視する方向に転換されてきたことに対応し、幅広い小児関連部門をもつ当院でのプログラムは、小児医療にたずさわることを希望する皆さんに、最適の研修環境を提供できます。

当院は新専門医制度における小児科専門医基幹研修施設であるため、後期研修医も多く在籍しており、初期研修医→後期研修医→指導医と連なる屋根瓦式の指導システムに乗り、2年間の初期研修プログラム修了後には、スムースに後期研修、専門医取得につなげることができます。ネットを通した文献検索・取得(PDF)システムや最新鋭小児蘇生シミュレータ、週1度の院内英会話教室(希望者)など、研修環境も充実させています。

‘小児医療の楽しさ’を実感し、モチベーションが高く保たれる研修プログラムで、志を同じくする仲間と切磋琢磨しつつ、共に働き学びませんか。

小児血液専門医と研修医
小児血液専門医と研修医

小児感染症専門医と研修医
小児感染症専門医と研修医

四国こどもとおとなの医療センター初期臨床研修プログラム(こども)

研修期間・内容

 

プログラム(例)


*希望により成人内科研修の一部(3ヶ月~)を特色の異なる協力病院で行うことを可能とする。 
*当院での研修期間中、(小児)救急の研修として週1回程度(小児)救命救急センター、病棟での研修を副直として指導医の下で行う。
*将来専攻する診療科及び関連診療科での研修期間・時期は、適宜調整する。
*救急のうち1か月はNICUで行う。残りの期間は救命救急センターでの研修を基本とする。
*精神科等の必修経験項目は選択必修あるいは選択期間で経験で

 

新生児専用搬送車
新生児専用搬送車

NICU
NICU

 

プログラムの運用について
当院のプログラムは、将来小児医療に携わることを希望する方に、小児医療領域における多様な経験の機会を提供します。プログラムの自由度が高いこと、多彩な小児関連部門をもつことより、当院でのみ可能な様々なバリエーションが可能となります。
小児の総合診療能力を身につけたい方に最適の環境で、後期研修とも連動して小児医療領域でのスムースな実力養成とキャリア形成を目指すことができます。

■研修医からのメッセージ

川並 剛(神戸大学卒/兵庫県出身)

神戸からここ善通寺にやってきました。住みやすいですし、何より相談しやすい先生方、いろいろと病棟で困ったときに(困ってばかりですが)優しく助けてくださるスタッフの方々に助けられ、何とか研修できています。小児科コースにいますが、大人も学ぶ機会がありますので、ここを希望する皆さんも一緒に頑張っていきましょう。

 

富井聡一(東海大学卒/埼玉県出身)

小児科を志す人はもちろん、小児のみならず成人まで幅広く学ぶ事ができる病院だと思います。埼玉出身で香川県には縁もゆかりもない私でしたが、指導熱心な先生方や熱い志しを持つスタッフの皆さんに暖かく迎えられ充実した日々を送っています。「百聞は一見にしかず」です、是非一度病院見学へ来てください。

 

細谷祐太(香川大学卒/香川県出身)

少し変わった名前のとおり「小児」と「成人」各々をしっかりと学ぶことのできる病院です。勉強環境の整った研修医ルーム、豊富な論文検索、指導熱心な先生と環境面は充実しており、研修医の人数に対し上級医の人数が多いため経験面でも非常に勉強になります。誕生から成長、旅立っていくまでのライフステージを見届けることのできる喜びを是非一緒に経験しましょう!

 

髙野峻也(福島県立医大卒/福島県出身)

遠く福島からやってきた私ですが、先生方や他職種の方々、みな優しくすぐに慣れることができました。非常に教育熱心な方も多く、研修医の些細な相談や質問に対しても、丁寧かつ分かりやすく教えてくださります。手技なども大変多くのことを勉強させていただき、とても実りのある研修を行えています。

 

奥 貴幸(徳島大学卒/大阪府出身)

外観が一新されても研修医や上級医、他科の先生やコメディカルの方々と遠慮なく相談・談笑できる雰囲気の良さは相変わらず。この病院を研修先に選んで良かったと思います。私は小児科志望ですが、まずは2年間、こどもとおとな、どちらも精一杯診て経験を積みたいです。

 

■研修責任者からのメッセージ

院長
横田一郎(徳島大学卒/徳島県出身)

当院小児部門は新臨床研修制度の開始以来、小児医療に関心のある多くの医学生を全国から迎え入れ、育成してきました。香川の地で様々な大学出身の研修医と切磋琢磨する日々は、医師としてのキャリアでの貴重な財産になると思います。成人部門は循環器病・脳卒中センターをもち、先天性から加齢性疾患まで様々な循環器疾患への経験が深められます。幅広い分野のプライマリ研修に加えて、小児医療に興味をもつ方には特に、初期研修から様々な手技・経験の機会を提供できる豊富なseedsをもつ病院です。福利厚生も充実しており、小児医療に関心のある皆さんをスタッフ一丸になって大切に育てて行きたいと思います。是非一度見学・実習においでください。