すべては時にかなって美しい
2019年8月掲載
初期研修医/佐々木淳さん
みなさん初めまして。初期研修医2年目の佐々木淳です。広島で育ち、福岡は久留米大学を卒業し、昨年より香川県民となりました。平野のない広島、内陸の久留米とことなり、土地は広く海も山も近い環境は生活がしやすく、日々充実した生活を送ることができています。
私は兄弟が身体にハンディキャップをもって生まれたこともあり小児医療に興味をもっていましたが、大学時代にローテーションした救命センターで目にした重症小児患者さんの驚異的な回復力にした感動したことで小児科を志望するようになりました。大学病院での高度な医療にも関心はありましたが、より地域に密接した市中病院で研修を行いたいと思っていたところ、成人病院と小児病院が統合し誕生したこの病院の存在を知りました。
実際に研修医として働くと市中病院ならではの問題点を実感する事となりましたが、それと同時にそのような中でも日々努力されている多くの職員のみなさんの活躍をしり、医療がいかにチームワークで成立しているか実感する毎日です。
私自身も病気に悩まされる時期があった人間ですが、健康な状態から病気を抱えるとどうしても「どうして今こんなことになってしまったのだろう。」「他の人はできていることが、なぜ自分はできないのだろう」と比較してしまいますが、誰かとの比較ではなく、いつかの自分との比較でもなく、今ある状況の中で充実感を得ることがなんとかできないだろうか、明るく素直に生活できるようになれたらいいなー、そのようなサポートが医療としてできたらいいなー、という思いが自分のテーマです。
研修医としての生活も折り返しを迎え、更に責任感と判断力を意識していこうと思っています。みなさんのサポートを頂き、頑張っていこうと思いますので今後ともよろしくお願いします!