世界早産児デーこのページを印刷する - 世界早産児デー

去る11月17日は『世界早産児デー』でした。当院では、コロナ禍で開催中止となっていた家族会の代わりに、在胎28週未満の超早産児とそのご家族を招待して、香川県では初となる世界早産児デーイベントを行いました。
 
日本各地で様々な建築物が、多様性と思いやりを表す世界早産児デーのシンボルカラーである紫色にライトアップされました。今回は当院のリクエストにより、郷土が誇る史跡・丸亀城を紫色にライトアップして頂きました。本来であれば、その紫色にライトアップされた丸亀城の天守閣を目指してみんなでナイトウォークを行う予定でしたが、あいにくのお天気でそれは叶いませんでした。
 

しかし、病院でたくさんのボランティアスタッフにご協力頂き、ボールプールやバルーンアートなどのレクリエーションを楽しみました。
また、うどんやマフィンなどのキッチンカーやキャンプ用品に囲まれての映えスポットなど、ご家族・スタッフも楽しい時間を過ごすことができました。
 
  
 
まずは地元のみなさま方に、早産児の育児に奮闘するご家族がいること、そして何よりもたくましく大きくなっている早産児たちがいることを知って頂きたくて、この早産児デーのイベントを企画しました。今後も早産児だけでなく、頑張っているすべてのこども達とそのご家族へ、できる限りのサポートができればと考えております。

最後になりますが、マフィンを提供いただいたおやつ堂の秋葉さま、キャンプ用品を提供いただいたロゴスショップイオンモール綾川店さま、キッチンカーでうどんを提供いただいた丸亀製麺さま、そして紀伊さんをはじめ、まるがめ世話焼き隊のみなさまに深謝いたします。
 

 

世界早産児デ―について

11月17日は「世界早産児デ―」です。
世界の早産児とその家族における課題や負担に対する意識を高めることを目的に、2008年制定され、
今年で15周年を迎えております。
早産児とは、37週未満で生まれた赤ちゃんのことです。
世界では毎年新生児10人に1人の割合の赤ちゃんが、早産として生まれています。
このキャンペーンでは、多様性と思いやりを表す紫色のシンボルカラーが用いられており、日本各地の医療従事者や医療に係る団体の方たちが、早産児とそのご家族の課題改善に取り組む活動を行っています。
当院でも、11月17日には『丸亀城』を紫色に照らし、早産児とそのご家族への支援を考える機会としたいと思います。