Healing Garden Project 2025「収穫祭」の開催

梅雨の晴れ間となった6月13日（金）に、昨年度より始動した『Healing Garden Project（ヒーリングガーデンプロジェクト）』の活動として、「収穫祭」を開催しました。

この企画は、開院から12年が経過した当院の特徴の一つである「ホスピタルアート」の新たな始まりとして、当院の地上庭園を活用した庭づくりを通じ、地域の皆さんと共に、より良い生活環境を整えていこうというものです。今年からは善通寺第一高校のデザイン科にもご協力をいただきながら、善通寺市、善通寺商工会議所、総本山善通寺、および陸上自衛隊善通寺駐屯地の関係者の方々との対話を重ねながら、誰もが癒し合える地域のインフラとしての〝庭〟を目指しています。

第一部の収穫祭では、前田院長による挨拶で幕を開け、本プロジェクトリーダー横田名誉院長が企画趣旨を説明し、続いて各施設の代表者様より温かいお言葉を賜りました。
その後は、これまでの取り組みを山口ホスピタルガーデナー、ホスピタルアートのコンセプトを森ホスピタルアートディレクターが、それぞれ紹介しました。

また、第二部ではアートワークショップを開催し、総本山善通寺様よりお教えいただいた五大（あらゆる世界を構成しているとする地・水・火・風・空の五つの要素）をテーマに、善通寺第一高等学校の生徒さんがデザインしたシェードカーテンを作成し、第三部では屋上庭園で収穫した玉ねぎを使ったスープとスイーツをご賞味いただき、これからの〝庭〟について想像を膨らませながら、ご参加いただいた皆さんと楽しいひと時を過ごし、『Healing Garden Project』の新たなスタートを切ることができ、今後の展開への期待に胸躍る時間となりました。

この場をお借りして、ご参加いただきました関係者の方々に感謝申し上げると共に、今後も『Healing Garden Project』を通じて、地域の方々と様々なつながりが生まれることを期待しております。