Healing Garden Project 2025「(職員向け)収穫祭」の開催このページを印刷する - Healing Garden Project 2025「(職員向け)収穫祭」の開催

暑さ残る8月27日(水)に、昨年度より始動した『Healing Garden Project(ヒーリングガーデンプロジェクト)』の活動として、今回は職員向けとした「収穫祭」を開催しました。

このプロジェクトは、開院から12年が経過した当院の特徴の一つである「ホスピタルアート」の新たな始まりとして、当院の地上庭園を活用した庭づくりを通じ、地域の皆さんと共に、より良い生活環境を整えていこうという取り組みです。

6月にも「収穫祭」は開催しておりますが、こちらは善通寺第一高校のデザイン科のご協力のもと、誰もが癒し合える地域のインフラとしての〝庭〟を目指してお力添えをいただくこととなった、善通寺市、善通寺商工会議所、総本山善通寺、および陸上自衛隊善通寺駐屯地の関係者の方々をお招きしたものでした。

今回は「みんなでより良い病院を作る」を目的に取り組んでいるホスピタルアートの良き理解者・協力者をさらに増やす企画として、当院の職員向けに開催したものです。

前田院長による挨拶で幕を開け、本プロジェクトリーダー横田名誉院長による企画趣旨の説明の後、これまでの取り組みを山口ホスピタルガーデナー、ホスピタルアートのコンセプトを森ホスピタルアートディレクターがそれぞれ紹介し、プロジェクトにご参加いただいている当院の喫茶・レストランを運営されているイナホコーポレーション株式会社の大森康史代表にはご挨拶に加え、屋上庭園産「玉ねぎスープ」のご提供いただきました。また、後半にはこちらもプロジェクトにご参加いただいている丸亀市綾歌町の山一木材株式会社二代目の熊谷國次様と三代目の有記様に、杉を加工し心癒される香と共に包装された「甘酒クッキー」をご提供と、スペシャルトークとして〝木〟の魅力や優しさについてご講演をいただきました。

普段の活動は異なる方々ですが、表現されている『痛み』や『心と体に優しい』という共通言語に深いつながりを感じ、職員はもとより、地域に癒しと安らぎを提供したいと考える当院にとって、大変意味深い貴重な時間となりました。

この場をお借りして、ご参加いただきました関係者の方々に感謝申し上げると共に、今後も『Healing Garden Project』を通じて、地域の方々と様々なつながりが生まれることを期待しております。

 

管理課 小早川 儀雅