災害訓練を実施しましたこのページを印刷する - 災害訓練を実施しました

 令和3年11月23日に、南海トラフ地震を想定した災害訓練を実施しました。災害対策本部の立ち上げ及び地震災害発生時の初期対応の把握を目的とした訓練で、病院長をはじめ幹部職員や一般職員が参加しました。
 当院は災害時における初期救急医療体制の充実及び強化を図るための医療機関であり、「災害拠点病院」の指定を受けています。災害発生時には、被災地からの重症患者の受け入れを行っていかなければなりません。そのためには、災害対策本部が迅速に立ち上げられ、医療的なニーズを素早く的確に収集し、それらに対応するための策を確実に実行していくことが重要になってきます。災害時にそういった役割を果たせるように、私たちは訓練や災害対応マニュアルの整備を行っております。
 訓練や災害対応マニュアル等は、当院に設置してある災害医療委員会の指示のもと、災害医療作業部会が担当となり、準備や整備等を行っております。災害医療作業部会の今回の訓練の目標は、前回の訓練の結果から改定したマニュアルの検証です。検証結果としては、前回の訓練よりも素早く災害対策本部を立ち上げることが出来ましたが、それでも改善点は多くありました。今回得たものをマニュアルへ反映し、訓練を繰り返し行っていくことで、災害発生時に最大の力を発揮出来るような組織を作り上げていくことが災害拠点病院としての役割だと考えております。その役割を全う出来るように、災害医療委員会及び災害医療作業部会を筆頭に、病院一丸となって活動を続けていきます。
 

 

 

災害医療委員会・災害医療作業部会