四国こどもとおとなの医療センター附属善通寺看護学校 誓いの式
令和元年10月2日、出身高校の校長先生、教頭先生に来賓としてご出席いただき、保護者の方々、学校職員、2、3年生に見守られながら、第23期生79名の誓いの式が厳かに行われました。誓いの式を行うにあたり、学生たちは「看護とは何か」「どのような看護師を目指したいか」ということを何度も話し合い、第23期生の誓いのことばとして「責任感」「誠実」「感謝」という言葉を導き出しました。また話し合いを進めていくなかでは、一人ひとり自分の目指す看護師像について考える機会が多くありました。1年次は看護について基礎的学習を積みあげていく段階であるため、学生たちは「目指す看護師像」をひまわりで表現することにしました。ひまわりの種は、成長に必要な栄養を多く含んでいます。そこで自分たちも人々の健康を支援する力を高めていけるように、種の部分に目標を書き、その目標に向かって成長していきたい思いを込め、大輪のひまわりを作成しました。
誓いの式当日、ナイチンゲールから灯火を大切に受け継ぎ、一人ひとりが心を込めてナイチンゲール誓詞を誓いました。そして、学年全員で心をひとつにし、第23期生の誓いのことばを述べ、専門職業人としての自覚と責任を持って学習に取り組み、全ての人々への感謝の気持ちを忘れず、誠実に行動していくことを決意しました。
誓いの式を終えた今、学生たちの表情は明るく、生き生きとしています。これから学生たちは、12月に実施する初めての臨地実習に向けて取り組んでいきます。様々な課題や多くの不安を抱えることもあると思いますが、学生が目標とするひまわりのように、明るく、元気に取り組んでいけるよう、今後も教員一同、力を合わせて支援していきたいと思います。
教員 橋本 忍