大西達也医師が日本循環器学会「心臓賞」受賞

　この度、日本心臓財団・日本循環器学会が発行する医学雑誌「心臓」に投稿掲載された論文で年間優秀賞を受賞することができました。
　 「心臓」は主に成人循環器病を対象とした論文掲載が多いのですが、今回は稀な症例であったため小児循環器領域からではありましたが論文を投稿することとしました。結果、掲載して頂けただけでも喜ばしいことでしたが、そのうえ優秀賞に選出して頂いたことは自身にとって非常に驚きでした。
　選考委員長にお聞きしたところ、「心臓」では年に一度優秀賞の選考があり、今回の選考会では2018年1月から12月までの1年間に掲載された計96論文から3論文が優秀賞に該当したようです。その中の1編に選んで頂けたことは、私にとって大変名誉なことだと考えております。そして、病院長よりご許可を頂き、2019年3月29日に開催された第83回日本循環器学会学術集会での授賞式に参加させて頂きました。荘厳な授賞式で受賞後にスピーチもありましたが、無事滞りなく終えることができました。これは私の人生においてまたとない貴重な経験をさせて頂いたと感じております。
　このような経験をさせて頂いたのも、ひとえに当院の医療水準の高さ、病院スタッフの協力あってこそのものと考えております。今回の受賞で満足せず、今後もより良い小児循環器医療を地域の方々に提供し、その中で可能な限り世の中への新たな情報発信を、学会活動や論文作成を通じて行って参りたいと考えています。
　最後に、本件に関わって頂いたすべての関係者の皆様へ深謝致します。

    

小児循環器内科医長　大西達也