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細谷祐太医師が「若手医師フォーラム」で最優秀賞このページを印刷する - 細谷祐太医師が「若手医師フォーラム」で最優秀賞

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 小児心臓血管外科専攻医の細谷祐太先生が第72回国立病院総合医学会(2018年11月9、10日、神戸)の「若手医師フォーラム」で最優秀賞をいただきました。 
 5年目までの若手医師の登竜門である「若手医師フォーラム」ですが、上位10名のファイナリストが英語で口演と質疑応答を行い「最優秀賞」が選考されます。  今回は当院から2名、外科専攻医1年目の細谷祐太先生と、初期臨床研修医2年目の富井聡一先生がファイナリストに選ばれ英語による発表を行いました。  緊張したとは思いますが、聴衆に分かりやすく堂々とした発表と受け答えで2名とも素晴らしかったです。

 最終結果は、細谷祐太先生が最優秀に選ばれました。おめでとうございます。本当に惜しかった富井先生には、来年のリベンジの発表を期待しています。

 

 この度、第72回国立病院総合医学会の若手医師フォーラムで発表する機会をいただき、最優秀賞を賜りました。「若手医師フォーラム」はその名の通りまだ臨床経験の浅い若手医師が発表するための場で、発表、質疑応答全てを英語で行わなければなりません。社会のグローバル化が進む中で、医学の世界においても英語の重要性は年々高まっていると実感します。

 私は現在、四国こどもとおとなの医療センターで初期研修2年間を経て、心臓血管外科専攻医1年目として働いております。先天性心疾患の手術をテーマとし、医局会や幹部会議などプレッシャーのかかる様々な場で練習を重ねてまいりました。私自身英語は決して得意ではありませんが、それ故に練習だけは誰にも分けないとの気持ちで頑張りました。結果、最優秀賞をいただき、副賞として国際学会参加費補助もいただきました。国際学会に参加する機会は滅多にないため、これを機に海外の病院で勉強したいとも考えております。

 最後にはなりましたが、決して自分だけの力ではこの発表はなしえず、資料作成や練習など様々な人の協力があったからこそと思います。心より感謝申し上げます。

細谷祐太

 

 今年5月に当院で行われた「Asian Medical Conference on Child Health (AMCCH) in 2018」にoral presentationのセッションに参加させてもらったことをきっかけに、第72回国立病院総合医学会「若手医師フォーラム」への参加のお話を上級医の先生から頂き、参加する運びとなりました。
 
 「若手医師フォーラム」の概要としては、5年目までの若手医師上位10名のファイナリストが英語による講演と質疑応答を行い、そのうち上位2名が最優秀賞として表彰されるというもので、研修医1年目から5年目までの若いドクターが英語によるプレゼンテーションと活発な議論を繰り広げていました。  
 私は「A case of 1-year-old girl with a severe Gastroesophageal Reflux (GER) who was investigated a cause of immunodeficiency disease.」という題で発表しました。発表の内容は体重増加不良と反復性呼吸器感染症を主訴に来院した1歳女児が精査にて重度の胃食道逆流と判明した1例でした。一度はAMCCHにて発表した内容でしたが、医局会等で練習をし、英会話の先生にも見てもらい、最終的には院長先生や看護部長など幹部の方々の目の前で発表の練習をさせてもらえる機会も頂き、何度もスライドの内容や自分の英語をチェックしてもらってから本番に臨みました。(最後に発表の練習をした幹部会議でのプレゼンが、一番緊張しました。)そのお陰もあってか、本番は緊張せずベストな状態で発表することができ、一番懸念していた質疑応答の場面でも難なく答えることができました。  
 結果は…残念ながら最優秀賞には選ばれませんでしたが、一緒に発表した細谷先生が最優秀賞に選ばれ、自分の事のように嬉しく、そしてとても感動しました。(細谷先生もAMCCHへの参加をきっかけに若手医師フォーラム出場した同志でした。)

 今回の「若手医師フォーラム」への参加を通して、自分自身が経験した一つの症例を深く掘り下げて様々な文献と照らし合わせながら臨床医として日々の診療を振り返る良い機会でもありましたが、他の先生の発表を聞いて内容も含め人に聞いてもらえるようなプレゼンの仕方を学ぶ絶好の機会でもありました。特に自分より若い研修医1年目の先生が一生懸命に発表する姿をみて、「自分もまだまだ頑張らないと」と良い刺激になりました。今回に限らず、もし機会があればまた来年以降もチャレンジしていきたいと思います。

 最後に、院長先生を始めスライドの内容などアドバイスをくれた先生方や発表のサポートをしてくれたスタッフの皆様にこの場をお借りして深く御礼申し上げます。

富井聡一

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