誓いの式を終えてこのページを印刷する - 誓いの式を終えて

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 平成30年10月2日、22期生73名は、卒業校の諸先生方や学校関係者の皆様、そして家族に見守られながら、誓いの式を終えました。
 私は、特別活動委員として学生一人ひとりの看護師を目指す決意を表す展示の責任者となりました。準備を進めていく中で、仲間と看護について互いに意見することが増え、私自身もどんな看護ができるようになりたいかや、目標とする看護師像を深く考えるようになりました。そして自分達の誓いの式であるという実感が沸いてきて、22期生個々の目標を蕾として1本の大樹の中に実らせ、葉っぱを自分達の手形で描き、その手形の葉で蕾を大切に守りながら咲かせていくという思いを込めた展示として完成させることができました。お互いに、看護の道を歩む仲間として支え合い力を注いだ集大成の作品となりました。
 誓いの式当日は、個々の目標を胸に、22期生全員が心を1つにして、ナイチンゲールから灯火を受け継ぎました。1人ひとりの心の中で、この灯火を絶やすことなく看護専門職としての責任を自覚し、看護師を目指す決意を新たにしました。 



 今、誓いの式を終えて、今までとは違い「高い知識と技術をもって看護を提供し、患者・家族の心に寄り添える看護師になりたい」と、誰に対しても自信を持って言えます。仲間と共に支え合うことの大切さや、協力して成し遂げることのすばらしさを忘れることなく、今後も一層、学年全員で同じ目標に向けて切磋琢磨しながら頑張っていきたいと思います。

NHO四国こどもと大人の医療センター附属善通寺看護学校1年 髙木美妃奈