公共建築優秀賞受賞
公共建築賞とは、優れた公共建築を表彰することにより公共建築の総合的な水準の向上に寄与することを目的としたものです。これは地区審査で優秀賞が決まり、その後、優秀賞を受けた建物だけで全国審査が行われ、国土交通大臣表彰もある建物に関する賞としてはとても名誉あるものです。
実は当院もこの建築賞にチャレンジしました。
まず地区審査として昨年の12月8日に病院の現地調査が行われました。院長先生とアートディレクターの森さんのプレゼンに引き続き、審査員が院内を見て回り、構造やデザイン、ホスピタルアートについて心を込めて紹介をいたしました。
結果、見事に地区審査にて平成30年6月に「公共建築賞優秀賞」を受賞しました!!その栄えある優秀賞の楯と賞状は1F成人外来の待合ホールに掲示していますので是非一度ご覧ください。
さあ次は全国審査です!・・・と、各地区で優秀賞を受けた32施設(四国では3施設)の名簿を見ると、なんと、東京スカイツリー!東京駅丸の内駅舎!京都国立博物館!などなど・・・、そんな建物と同じ土俵なの?とやや気おくれしながらも、今年の8月11日に準備万全で審査に挑みました
審査員は、テレビでもお見かけする東京工業大学名誉教授 和田章さん、エッセイスト 見城美枝子さんなどの著名人の方々が来られ、審査では熱のこもった院長先生のプレゼンの後、院内の各部署を見て回り、色々な質問と笑顔がありとても興味津々な様子で、私個人としてはとても手応えを感じていたのですが、いかんせんライバルはスカイツリーなど猛者ばかりであり、結果的には惜しくも(どれくらい惜しかったかは不明です)受賞には至りませんでした。残念。
しかし、今回の受審で当院の良さを再認識するとても良い機会になりました。当院は、職員やボランティアの方など多くの人たちの力で今も成長を続けており、今後も地域に貢献できる、更にすばらしい病院を目指したいと思います。